学生服のお手入れ方法

学生服を長く、綺麗に、気持ちよく着用していただく為にはちょっとした普段のお手入れがポイントになります。

清潔な印象は身だしなみから。

衿元や汚れやすい袖口、そして足元などの状態はいかがですか?
ちょっとした毎日の気遣いでイメージはグーンとアップします。
なにより、そのケアこそが学生服を長持ちさせるポイントでもあるのです。
汚れやほこりは、不潔感だけではなく、
維に付着して取れにくくなってしまいます。早めのケアが大切なのです。

学生服はハンガーにかけてブラッシング


着用後のこまめにブラッシングが学生服を綺麗に長持ちさせます。
学校から帰宅したら学生服を厚手厚手のハンガーで肩のラインを崩さないように吊します。
そして生地の目に沿って軽くブラッシングをします。
目立つ汚れが無い場合はこれだけでのお手入れで学生服は綺麗に長持ちします。
学生ズボンは、挟めるタイプにハンガーにかけてクセを落とします。
座った時にできたシワなどは、あて布をしてスチームアイロンをかけるともとの状態に戻ります。

雨などで濡れてしまった時は。

突然の雨などで学生服が濡れてしまった場合、そのまま放っておくと
カビが繁殖するおそれもあり、イヤな臭いのもととなります。
そうならない為にも、濡れた時はなるべく早く乾いたタオルで
軽く叩くように水気をとり、ハンガーにかけ離れた位置からドライヤーをあてて乾燥させてください。

泥ハネはどうする??

学生服やズボンについて泥ハネは、まず泥を完全に乾かしたのち、ブラシで落とします。
落ちにくい場合は中性洗剤を薄く溶かしたぬるま湯でふきとりましょう。
それでも難しい汚れはクリーニング店へご相談ください。

ご家庭で洗濯する時の手順


①学生服をご家庭で洗濯する場合、まず先に必ず洗濯表示を確認しておいてください。
洗濯表示を見ればどのような洗濯方法が可能か判ります。
②ポケットの中のものは全部取り出し、内ポケットのファスナーは締めておきます。
③前ボタンは取り外しておきます。
④制服全体をブラッシングして、ざっとホコリを落とします。
⑤ネットに入れて洗濯します。
全自動洗濯機の場合は必ず「手洗いコース」「ウールコース」を選んでください。そうすれば、脱水までおまかせでOKです。
二層式洗濯機の場合は、弱水流で2〜3分洗います。
15〜20秒脱水し、ためすすぎなら1分で2回すすぎます。
たたんで脱水機に入れ、15秒〜30秒脱水します。
脱水が終わったらすぐに取り出して、両手ではさむように軽くたたいてシワをのばし、形を整えます。
⑥風通しのよい日陰でハンガーにかけ形を整えて吊り干して下さい。
⑦当て布をして、スチームアイロンで仕上げます。

絶対しないでください!!

×タンブラー乾燥
※全自動洗濯乾燥機は、洗濯のみのコースをお選びください。
×他のものと一緒にまとめ洗い
※大きめのネットに入れて単独でお洗いください。

クリーニング店に出す時は・・・

特別な汚れや取れない汚れがある場合は、その原因と箇所を伝えましょう。
ポケットの中をチェックして、必ず出しておきましょう。
クリーニングに出す前には、前ボタンを外しておきましょう。
学生服がクリーニングから戻ってきたら、ビニール袋から出して湿気やニオイを充分取ってからしまいましょう
【重要】クリーニング店のハンガーは型崩れの原因となるような細い針金タイプが多いです。厚みのあるハンガーにかけ直しておきましょう。

ひじやお尻がテカってきたら・・・・

ブラッシングとスチームアイロンで!!

まず制服の汚れをよく落とします。
ブラシで生地の目に沿って軽くケバだてます。
最後にあて布をしてスチームアイロンをかけます。
少し浮かし気味にスチームをかけるのがポイントです。

スチームアイロンが無い場合は、ぬるま湯に浸したタオルを絞り、あて布にして14℃前後のアイロンをゆっくりかけて下さい。